私のストーリー<11>

中村真里子FP事務所・縁(よすが)のホームページへようこそ。

お金が貯まらない、どうすれば投資が上手くいくのかわからない。

そんな方々に届く記事を書いていきたいと思っております。

よろしくお願いいたします。


家計簿は30代の一時期つけていましたが、

そんなに真剣につけていたわけではありませんでした。

当時と今回では家計に関する向き合い方が違います。

今回はどん底まで来ているのでなんとしても家計を改善させないと

いけないという気持ちが強かったのです。


よく家計簿が続かないということを聞くのですが

これにはいくつか理由があるように思います。

私が考えるのは

1. 完璧に家計簿をつけようとする

これはとにかく1円単位で合わさないといけないと考えてしまうことです。

そうすると少し合わないだけでもイヤになってしまう可能性が大です。


2.既成の家計簿を使いこなせない

手書きの家計簿は書店に行くといくつも売っていますが、

そもそも自分の家計に合った家計簿を選んでいない。

もしくはそのまま使おうとしてかえって使い勝手が悪いということも

考えられます。


3. 家計簿の目的がはっきりしていない

家計簿はつけているけどちっとも貯金ができないという話を聞くことがあります。

せっかく家計簿をつけているのに何も成果がでないのであれば

何のために家計簿をつけているのかと虚しくなります。

そのため家計簿を続けたくなくなってしまいます。


以上が私が考える家計簿が続かない理由ですが、

私の場合、がん治療にお金がかかりそれまで散財していて

家計が火の車だったためなんとか家計を改善して貯金をしなければ‥という

気持ちで臨んでいたので3ははっきりしていました。


1は早い段階で諦めました。

これは知り合いが「私は1円単位で合わないと気が済まない」と言ったことに

疑問を持ったからです。

気が済まないはあくまで自分の感情の問題。

そんなことでイライラするぐらいであれば数百円ぐらいの誤差は気にする必要は

ないのではないかと思いました。


苦労したのは2です。

最初は雑誌の付録の家計簿を使っていましたがしっくりきません。

費目が私にとっては多すぎました。

何冊かいろいろな家計簿を使ってみました。

その中で自分に合うものが見つかりました。

試行錯誤しながらオリジナルの家計簿を作ってみるのもよいかもしれません。


正直家計簿が軌道に乗ったと感じたのは数年してからです。

それまではいろいろ迷っていたのですが、

自分が一体何にいくらぐらい使っていたのか全く把握していなかったので

そういう意味でも家計簿は効果がありました。

今では普通に日課なので苦労なく続いています。


このように家計は少しずつ改善していきます(本当に少しずつです^^;)。

しかしお金を増やすにはやはり節約だけでは厳しいとはずっと思っていました。


つづく。


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